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Category: 銃器

Tags: FAT5  

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東京マルイ S&W M&P9

FAT5です。もうこれずっと……ずっと発売を待ってました。どのくらい待っていたのかわたくしは、と思って調べてみましたら2009年のホビーショーで発表されてからでしてもう5年ほど待っていたことになります。うわあ……その間WEからM&Pがモデルアップされたり、VFCからコンパクトとフルサイズが出たりとあらゆる誘惑がありました。わたしはそれらをはねのけ蹴散らし打ち倒し、浮気せずに待っていたのです。わたしは待っていたのですよマルイさん。それほどまでに待ちわびたM&P、ハンパもんだったら許さない……あたし許せないから、マルイさん。と今までにない迫真さで発売日を迎え、FAT3ことTさんと一緒に無事GETしました。




スミス&ウェッソンといえばコルトと並ぶアメリカを代表する老舗ブランドですが、すぐ頭に浮かぶモデルはM36チーフズスペシャル、M19コンバットマグナム、M29 .44マグナムなどのリボルバーばかり。M39という歴史あるオート拳銃はあるものの、「S&Wはリボルバー」というイメージから長く脱却できずにいました。S&Wの主戦場は法執行機関、ロウ・エンフォースメント向けのリボルバーでしたから、それらLEの現場がオートマチックピストルに移行してからはさらなる苦戦を強いられていたようです。今まで警官のホルスターに収まっていた自社のリボルバーが新興メーカーのグロックへと塗り替えられていく……そんな状況にすこしヘンになってしまったのか、S&WはSIGMAというグロックのコピー拳銃を作って市場から大ブーイングを受けてみたりと大迷走。長らく低迷していたのですが、2005年に威信をかけたモダンなポリマーオートを発表します。S&W復活のオート、M&Pです。




マルイのM&P9です。9mm口径モデルでサムセフティつきのものをモデルアップしています。5年待ってアレだったらわたし、と迫真の面持ちで箱を開けてみると……マルイ製品へのイメージが変わりました。今までにないほど仕上げに凝っていて、マルイの本気を感じさせます。詳しくは細かく見ていきますが手を抜いて作ったような部分が見られません。待っていてよかった、わたしよかったからと心の底から思います。




スライドは直線的でクールなデザインです。セレーションはパフォーマンスセンターではおなじみのスケイルドセレーションをシンプルにしたもの。これぞS&W!というイメージです。刻印類はライセンスを取っているのか完璧です。手に入れる直前まで「スライドだけは塗装しよう」と思っていたのですが、手にして意見は変わりました。スライドは細かく梨地仕上げしたような質感で、今までのマルイ製品のような安っぽくてプラスチッキーな雰囲気はなく、いい感じです。




ローディングインジケーターの奥に薬莢のようなものが見えます。フィールドストリップしてみるとチャンバー部分に巻いた金のメタルテープのようなものだとわかります。ショートリコイルを模した動きによって数mmスライドを引くとアウターバレルで見えなくなるようになっており感心しました。アイデアですね。
またよく見てみると、エキストラクターのピンが別パーツ(!)のようです。発見したときは生唾を飲みました。東京マルイがここまでやるなんて! エキストラクター自体は耐久性を優先させたのかモールドですが、今まで待っててよかったという気持ちにさせてくれます。




握り心地は素晴らしいです。グリップは掌の中央部分へのフィット感がすこぶる良く、今までに似たものが無いような握り心地です。パームレストは複数サイズに替えらることができ、手の大きさを選びません。サイズによってはグリップアングルもやや変わります。SサイズやMサイズはグロックに近く、Lサイズは1911に少し近づくようなイメージです。
S&Wの刻印も精緻でとても良い雰囲気。パームレストはゴムですし、フレームの梨地部分、滑り止めパターンなど各部の仕上げの違いも細かく再現してあります。マガジンキャッチもボタン部分のゴム素材とプラ素材とを融合したようになっており、こだわりを感じさせます。説明書には説明がありませんでしたがマグキャッチは実銃同様工具なしに左右入れ替えが可能です。コツは多少要りますが、マガジンとスライドを抜き、フレーム上部から指を入れてテンションパーツを外してやればマグキャッチを分離できます。その後左右に入れ替えてテンションパーツを差し込めば入れ替え完了。慣れれば1分以内に入れ替えられると思います。




今回のM&Pにはなみなみならぬこだわりを感じます。説明書にも記載がありますが、フレームのロールピンはメタルシートから作り出したというほどです。アンダーレールにはパーティングラインが残っていますが、ここは実銃もポリマー素材でモナカ形成でしょうから、あえて残した部分であると思います。グリップで触れるような部分にはパーティングラインは残されていません。




サイトピクチャもよい感じです。窪みを作った後にホワイトを流し込んだ作りで、かつ反射防止のセレーションもかなり細かいLPIで入れられています。セレーションのおかけでホワイトがハッキリと浮き、良好なサイトピクチャとなっています。サイト自体はロープロファイルですが10-8のようなデザインで、ベルトなどに引っ掛けて片手でスライドを引きやすい形状です。




サムセーフティはしっかりした硬さとクリック感があり、ストロークも短いのでパチパチ操作できます。操作もしやすい位置で1911のように違和感なく解除できますが、スライドストップを使ってのスライド閉鎖がややしにくくなる位置でもあります。サムセーフティはインナーのハンマーが落ちている時にかけるとスライドが引けなくなる仕様で、一瞬「?」となりましたが、1911のようなイメージでとらえると(ちょっと違いますが)わからなくもないです。携帯するにはサムセーフティを解除し、スライドを引いて初弾を送り、セーフティオンでホルスターに納めます。抜いてからはセーフティを解除しやや長いシングルアクションのような引き心地でトリガーを引きます。やや重めのトリガープルです。




トリガーフィーリングは「ここから引くとシアが落ちます」という明確なポイントは無く、トリガーを引いて行くと少しだけテンションが強くなり、その後いつの間にかシアが落ちるようなフィーリングです。大きくプルが変わる部分が無いので、トリガーによって狙点がズレるようなことは無いと思います。ただ2発目以降は初弾のシアが落ちてからの遊びが大きいのと、再びシアがリセットされるまでの戻りが長いので、ダブルタップはしにくいかもしれません。




手に入れていじると分かるのですが、各部の動きにマルイらしからぬジャリジャリとした抵抗があります。ガシガシ動かしたりカラ撃ちして十分にアタリをとってから、フィールドストリップをしてグリスを拭ってみると……削りカスで真っ黒になりました。十分によごれを拭ってやってからシリコンオイルを差すと作動は改善されました。慣らしが必要なんてマルイの製品っぽくないですが、擦り合わせが必要なほどパーツの精度が上がった、と好意的に見ています。慣らしを終えると1マガジンで90発くらいは撃てるようになり、キック、スピードともに良くなりました。インドアフィールドで一日使用してみましたが、弾道も素直そのものです。




クリスコスタ人気でタクトレでも需要があり、トップ画像の米陸軍特殊部隊のように限定的ですがミリタリーの現場でも使用されはじめているようです。トイガンでも実際手にすると人気が出る理由がなんだかわかる気がします。実射性能も良いですし、マルイのM&Pオススメです。

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2012年夏あたりから、
サバイバルゲームに参加しています。

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