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「VSR-10 G-SPECを素敵にしちゃうよ計画」その3 ~アウターバレルの塗装と交換~
こんにちは。
FAT4ことCです。
今日は「VSR-10 G-SPECを素敵にしちゃうよ計画」の第3回です。
順調にいっているようでそうでもない?
当初からの懸念材料が爆発しつつ、新たな問題も発覚?!
起承転結の「転」
そんなのちっとも求めていないのに今日もトラブルがFAT4を待ち受ける!
波乱と激動の第3回がいよいよ始まります!
自分で書いていて哀しくなる・・・
今までの記事はこちらぁぁあーーー!
「VSR-10 G-SPECを素敵にしちゃうよ計画」その1 ~計画概要~
「VSR-10 G-SPECを素敵にしちゃうよ計画」その2 ~バレルチャンバー~
あとVSR-10の分解方法の詳細はこちら
VSR-10 G-SPEC M40A1orM24 SWS type RealWood ver. その2
当初、
木製ストックをG-SPECに組み込むだけの予定だった時は、
アウターバレルが短いが故に「M40A1とM24SWSのどちらにも見えなくはない」などと苦し紛れな発言をしておりましたが、
さすがにアウターバレルをテーパー(先が細くなる)仕様に変えてしまうと、
木製ストックの形状通りのM40A1にどんどん似ていってしまうわけで、それはどうしようもなく避けられないわけです。
カモ狩り装備だとか私服延長の山歩きスタイルで、
レミントンM700のハンターカスタムだと押し通せば、鉄砲がどんな形状でも構わないのですが、
それが軍装となると話が変わります。
レミントンM700ベースのアーミー(陸軍)カスタムがM24SWS、
そしてネイビー(海軍)カスタムがM40A1なのですからして、
今後は軽々しくDELTAっぽい装備時にVSR-10を持って行けなくなってしまうということです。
あー困った困ったどうしよう。
何せワタクシの海装備と言えば、MARSOCっぽいアレです。

こんなんです。
MARSOCっぽい装備のなかでも、割と最近に分類されるスタイルです。
これに合わせるとしたらM40A5でしょう。せめてM40A3。
M40A1をあえて持つ理由など皆無です。
うーむ、困ったどうしよう・・・
どうすんべ、どうすんべとミリフォトを見ている中での衝撃の出会い!!

ラクダちょーカッコイイ!!
じゃなくて!
それ!それ!!
M1ガーランドじゃねーかっ!!!
M14EBRどころか初期ウッドストックどころか、そのご先祖のM1ガーランド!!
WWⅡの主役ですぞ!
隊員が着用しているのはCryeG3コンシャツにパンツはDRIFIRE、プレキャリはJPC2.0かな?
最新装備だよ!なのに、なのに!
エェームッ!ワンッ!ガァーランドゥッ!!!(ドゥドゥドゥドゥ)※エコー
信じられませぬ!
なんだよ!これがアリならそれこそ何でもアリじゃないか!
WWⅡから現代まで、どの時代の海兵隊仕様銃を待ってもOKじゃないか・・・!
はっ!!ということは・・・
勝ったな!ガハハッ!!
(注:言いたかっただけ)
ということで、たった1枚の写真からの「こじつけ理論」により新生VSR-10 G-SPECことM40A1はMARSOCでデビューすることが決まりました。
そんなこんなで気分一新、元気溌剌、はりきってVSR-10をいじってまいります。

●マルイ純正 VSR-10プロスナイパー アウターバレル
ヤフオクでパーツのみ購入しました。
新品分解品なのでとてもきれいです。
これを塗装して組み込んでいきます。

アウターバレルに合わせてレシーバーとトリガーガードも塗装しますので、こちらも分解していきます。
まずは、レミントンリアル仕様に交換したマウントベースを外します。
※レシーバーの取り外しまではこちらを参照して下さい。

このネジ1本でトリガーガードが外れます。
VSR-10は構造がシンプルで助かります。

続いて、このネジ2本を外すとトリガーユニットが外せます。

右端に写っているセーフティレバーを外側に回転させて外せばトリガーユニットを外せます。
シリンダーに刺さるパーツが3カ所ありますが、とくにひっかかるところもなく抜くことができます。

トリガーユニットを外したところ。
忘れないように、シリンダーへのジョイント部分を記録。

レシーバーが外れれば、シリンダーは引き抜くだけです。

この時にプラ製のシリンダーリング?がレシーバー内から出てくるので無くさないように保護します。


取り出したレシーバーです。
エアコッキングなので、長年使用していると痛みが生じるパーツだそうですが、特に問題はなさそうです。

ネジ山が合わないと最悪なので、アウターバレルを仮組みしてみました。
大丈夫です。
G-SPECのレシーバーはプロスナイパーのレシーバーと共有パーツですね。
塗装をする前に刻印を消すための作業をします。

黒い瞬間接着剤を使用します。

レシーバーの「ASGK」刻印を埋めます。

こんな感じでモリモリ塗って乾燥を待ちます。

アウターバレルの「警告」と「東京マルイ」刻印も埋めます。

「M70068」はレミントンM700を意識している感じなので残しておきます。
あと、これがあれば元がマルイ純正品だと解ると思いますし。

乾いたところです。
厚塗りしたつもりでも、乾燥していく過程で接着剤が刻印に染みこんで乾くとピッタリになっていたりします。

耐水紙やすりの#1000と#1500を使って削ります。
#1500は仕上げ用です。

こんな風につるつるになります。
#1500は気を付けないと刻印の表面がじんわりと出てきてしまいますのでこまめに確認しながらかける必要があります。

アウターバレルの乾燥が終わったところです。
乾いて刻印が見えてきてしまった箇所があったため、一度重ね塗りしています。

#1000の耐水紙やすりで整えたところです。
どうしても、アウターバレルと接着剤の境目の盛り上がりが残ってしまいます。

#1500で仕上げの研磨をしたところです。
なめらかにつるうつるで・・・刻印ちょっと見えてきちゃってる!!
再度の塗り直しをするか迷ったのですが、このまま塗装に踏み切ることにしました。
こだわる方は、こういうところで手を抜かないで下さい。

今回は刻印消しの作業もありましたので、M1911A1の時のように塗装も重ね塗りをしようと思います。
効果どれほどか解りませんが、傷が付いてしまった時などに深みが出たりするといいなと期待しています。
下地には、残量が多めにあったインディのパーカーシールを選びました。

レシーバーとトリガーガードを塗ったところです。
刻印は目立たなくなっていますね。
パーカーシールなので明るいグレーです。
質感が良いのでこのままでもいけるかも、と思ってしまいます。

アウターバレルも塗りました。
不安だった見えかけの刻印も目立ちません。良かった。
HOP調整の目盛りにはマスキングテープを貼っています。
重ね塗り予定なので、まだ剥がしません。


仮組してみました。
背景が黒なので写真の色が引っ張られてしまっていますが、やはり明るいグレーが目立ちます。
古い銃というイメージではありますが、少しハリボテのような印象です。

改めまして、インディのダークパーカーで塗装します。
エチゴヤさんで購入しました。
初めて使用する色ですが、ブラックパーカーは本当にまっ黒でしたので、パーカーシールとの中間にあたるこの色に期待しています。

塗りました。
写真で表現できていないのですが、ダークパーカーは少しブラウンが入っているグレーです。
思っていたよりも黒が濃くなかったのですが、ほんのり入ったブラウンの効果で木との親和性が良い色です。

アウターバレルの刻印もOK!

マスキングテープでホップの目盛りも完璧!

仮組!
良いブラック!
実はこの段階で、マルイ純正のマズルドライバーが手元になく、マズルキャップが外せませんでした。
マズルキャップが外せないと、サイレンサーアダプターを取り付けることもできませんし、
PSS10 VSR-10 バレルスペーサーも組み込めていません。
これらについては次回に繰り越しです。

できあがり!!
俺のVSR-10がエロすぎるっ!!!
インディダークパーカーと木製ストックの相性が完璧です!
やはりまっ黒にならないようにしたのが正解でした!
年代物を思わせるにくい演出!
素晴らしい!!
ニヤニヤ度MAXです!
さて気になるのは初速!

あ・・・

だーめーだー!!
やはりマルイのバレルチャンバーセットが優秀すぎたか・・・!!
違法鉄砲ダメ!!絶対!!
ということで、即分解!!
対策を考えねば。
やはり、シリンダー交換ですかね。
プロスナイパーのノーマルシリンダーにすればOKなはずなのだけど。
ということで、今回はここまで!
読んで頂きありがとうございます。
ではでは、またね!
つづき
→
「VSR-10 G-SPECを素敵にしちゃうよ計画」その4 ~最後はPDI~