特小無線のお話 ICOM IC-4300/ALINCO EDS-14
こんにちは。
FAT4ことCです。
名前からして強そうだった台風17号と18号による豪雨の被害が各地で出ております。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
その影響の一端として、
9/13に開催予定のツール・ド・日光が中止となりました。
残念ではありますが、大会運営の英断だったと思います。
そんなわけで、
今日も自転車乗りサバゲーマーは、家で黙々とblogを書くのです。

今回は無線機のお話です。
サバイバルゲームにはまり始めると、欲しくなってくるのが特小無線機ですよね。
え?
そんなことない?
いやいや、そんなはずないでしょう!
無線で突入タイミングをカウントしたり、
「メディーーーーックッッ!!!」と叫んだり、
「FAT5ダウン!繰り返すFAT5ダウン!」
ちくしょう!!トレポンに0.25g弾か!?ヤバイ飛距離のスナイパーがいやがる!!
「こちらFAT4!一端安全圏まで後退する。右翼はスナイパーがいて進行困難!オーバー!」
とか、
とかとか、
どうです?
興味あるでしょう?
一度だけですが、定例会でチームメンバーが全滅して無線に反応がなくなった時に、
チャンネル数を教えて下さった方々と一緒にフラッグ突入させて頂いたこともありました。
そういう出会いのきっかけもあります。
楽しいですよ。無線。
実は、前回のゲームで2年もの長き期間に渡り激戦を共にしたALINCO DJ-P20が沈黙してしまいました。
メーカーに問い合わせたところ、PTTが無反応という症状は結構な修理費がかかる見込み。
泣く泣く買い換えを決意しました。
無線には色々と苦労したので、今回の買い換えを良い機会と記事を書いておこうというわけです。
そんなこんなで、現在の無線事情はいかがなものかとネットで情報を集めたのですが・・・
中には、これはヒドイ!と思った記事もありましたので注意して下さい。
結論から言いましょう。
私の知る限り、
現在新品購入可能な特小無線機で、
ZタクティカルのレプリカPTTと安心して使えるのは、
ICOM IC-4300とALINCO EDS-14(プラグ変換ケーブル)のセットだけです。
某「ビギナー向け参考特集」記事に紹介されていた特小無線の機種とZタクティカルPTTの互換性です。
※自分の個人的経験ですので、改善されている機種もあるかもしれません。
●ICOM IC-4008W
互換性:○(製造終了のため入手困難)
ZタクティカルがICOM用PTTのテスト基準としている無線機。
IC-4008Wの製造が終わったことで、ZタクティカルPTTとの互換性問題が始まった。
現状、ICOM製品の2PIN端子ですらZタクティカルPTTとの互換性は確立されていません。
むしろ、互換性で信用できるのメーカーはALINCOです。
●ICOM IC-4100
互換性:×
店頭にZタクティカルのNEXUSタイプPTTを持ち込んでテストしましたが、使用できませんでした。
※FirstさんのICOM作動チェック済みPTTならいけるかもしれません。
※ZタクティカルPTTには個体差があり、使用できるものも中にはあるようです。
●ICOM IC-4300
互換性:1PINのため変換プラグを使用する必要がある。
変換プラグ互換性
・ICOM OPC-2132・・・△ 使用できなかった報告例多数
・ALINCO EDS-14・・・○
前述の通り、ICOM IC-4300とALINCO EDS-14のセットが最も安心です。
●八重洲無線 FTH-50
互換性:×
店頭にZタクティカルのNEXUSタイプPTTを持ち込んでテストしましたが、使用できませんでした。
※ZタクティカルPTTには個体差があり、使用できるものも中にはあるかもしれませんが、八重洲製品は基本的に社外製PTTがNGなようです。
●ALINCO DJ-CH27
互換性:△(おそらく○)
Zタクティカルとの互換性が安心のALINCO製品です。
店頭でのPTT互換性テストができなかったので確証はできませんが、おそらく大丈夫です。
購入する際は、念のためお手持ちのPTTを店頭に持って行きテストすることをお勧めします。
ネックはIC-4300に比べて価格が1.5倍ほど高価なことでしょうか。
ALINCO贔屓の私としては、気になる一品です。
という感じですね。
・・・どうなのよ「さ○○び」
初心者向けの記事で、この互換性問題に一切触れないのはないと思う。
特に安価なIC-4100とFTH-50が、互換性皆無にも関わらず、平然と紹介されているのは、とても質が悪い。
IC-4300用の変換プラグについても同じです。
なぜ、よりによって被害報告の多いOPC-2132を紹介するのか。
特小無線機とはいえ、1マルイガスブロハンドガンくらいの価格がするのです。
それが、購入してみたら使えない、というのは最悪です。
ネット通販で購入した際は、返品不可能な店舗もあるわけですから、
そうなったら泣き寝入りするしかありません。
あまりにも酷い。
正直、批判とか書きたく無いのですけれど、
自分がPTTの互換性に悩んで本当に苦労したので、
それを助長するような配慮のない記事には敏感になってしまいます。
さて、気を取り直して、購入品のご紹介です。

●ICOM IC-4300
ICOMの最新機です。
コンパクトで性能も充分。安心の1台です。

ALINCO DJ-P20と並べてみました。
コンパクトになっています。
何よりも軽量さに驚きます。
あと、音質も向上しているっぽい。

P20はアンテナが折りたためるのがお気に入りでした。
折りたたんだ状態でも、案外普通に通話できたりしてね。

●ALINCO EDS-14
安心の互換性、ALINCO製です。
2PIN側が二股に分かれていることがポイントです。
PTT側の形状に合わせて、そろぞれのPINをしっかりと接続することができます。

合体。
これであと2年は戦える!

我が家のPTT群です。
右) Z TACTICAL TEA E-Switchタイプ PTT
下) Free phone/イヤーピース型骨伝導タイプヘッドセット
左) 実物NEXUS製PTT ※TRi.S製ICOM端子変換カスタム
上) エマーソン製THALESレプリカ(実物カールコード付き6ピンソケットと合体)
全部と互換性バッチリなはず!
よっしゃーテスト!テスト!
あれ?
うそでしょ・・・
あれ?
なんと、びっくり!
Z TACTICAL TEA E-Switchタイプ PTTとFree phoneがご臨終しておりました・・・
Free phoneは断線しやすいと聞いていましたし、心当たりもあるのですが、
TEA E-Switchタイプがこんなに早く逝くとは。
ゲームで3回くらいしか使ってないぞ。
さほど高価ではありませんが、外装カスタムに気合いを入れている品なだけにしんどい。
くそう、スイッチのゴムカバーは再入手できるのだろうか・・・
どうして、こう無線は次々とトラブルばかり起きるんだ。
ん?
・・・いや、まさか
それでは根底が崩れる・・・
しかし、現場運用していたのはあの2機で・・・
本体PTTスイッチでも音声入力の確認が取れず・・・
だが、試してみる価値は・・・ある!
・・・ッピ・・・テステス、こちらFAT4・・・
ああぁぁぁぁあああっ!!!
やっぱりぃいいーーーっ!!
ALINCO DJ-P20生きてた。
お後がよろしいようで。
ではでは、またね。
Category: 銃器 > SCAR-H(MARSOC仕様)
BLUE FORCE GEAR VICKERS COMBAT APPLICATION SLING
こんにちは。
FAT4ことCです。
9月です。
雨ばかりです。
でも、晴れるとまだまだ暑いです。
夏の終わりにノッツさんの「そんな夏休みを過ごしたいだけの人生だった」を読んでしまい、
半ば強制的にセンチ気分に浸らされてしまうのですが、
でも決して不愉快ではなく、
伝える力があるってすごいなー、
とぼんやりしてしまう曇天の午後。
夏が終わりますね。
先週に続いてMARSOC(マリーン・レイダース)な装備のお話。
我が家の委員長OF委員長。
飛距離、命中精度、速射性能、全てにおいてハイグレード。
SCAR-Hさんの登場です。

●BLUE FORCE GEAR VICKERS COMBAT APPLICATION SLING
スリングです。
スリングじゃん。
そうです。スリングです。
SCAR-Hでなくても使えるじゃん。
知ってるよ!
でも、これはSCAR-Hさんのなの。
委員長専用なの!

ほら!
ね!
・・・これ、TROYのスリングだったかもね。
まぁ、いいや。
BLUE FORCE GEARの使用例もあるようだし、
欲しかったし、そう、欲しかったし。
このスリングのなにがどう凄くて便利かというと・・・
FAT5がブログ「タクティカル原人」にとても解りやすく書いているので、是非そちらを読んで下さい。
→
BLUE FORCE GEAR VICTORY 2POINT SLING
いやぁ、さすがFAT5だなぁ。
面白い文章、広い知識、かなわないなぁ。
これじゃあ自分が書くことなんて、もう何もないなぁ・・・
えへへ。
ラクしちゃ、ダメかな?

パッケージが変わってこんなのになりました。

こんな風に入っています。
購入したのは、赤羽にあるトルーパーズさんです。
BLUE FORCE GEAR製品の取り扱い量はピカイチです。
そして価格も安い。
BFG製品をお求めなら、電車代を払って行く価値はあります。

中身はこうです。
スリングスイベルなどは付属しませんので、使用する銃に合わせて別途購入する必要があります。
最大の特徴はパッドです。
パッド付き!
重い銃でも平気です。
え?
いや、大丈夫だよ!
委員長は重くないよ!
そういうことじゃないんだよ!

長さ調整のベルト。
ここだけ色が違う。
違わなくても良いのに・・・
これを引っ張るだけで簡単に長さ調整ができます。
シンプルな構造ですが、とても便利なシステム。

もともと持っている2点を使います。
ITW HKフック(左)
QD スリングスイベル(右)

こういうところにもBLUE FORCE GEARのロゴが入っています。
細かいこだわり、大事です。

ITW HKフックを取り付け。
ここでニューアイテム登場。

じゃーん。
カバーです。

こうなります。
フックを覆うことで、銃本体に傷が付くことを防ぎます。
これは良い物だ。

こう付けてから・・・

カバー!
ふははっ!
完璧ではないか!
SCAR委員長は傷つかない!

QD スリングスイベルも取り付け。
付け方に、これといったひねりはないです。
生地が厚めだから、この止め方でもしっかり固定される様子。

ワンタッチ装着。
便利。


ふつくしい。
やはりSCAR-Hさんや・・・
なんでもはできないけれど、できることはなんでもできる委員長や・・・


きましたわ!
これもういいんじゃないですかね?
こっそりハートロックに忍びこんでも怒られないんじゃないですかね(笑
あとはハンドガンホルスターかな。
この特徴的なブラウンカラーはどこのメーカーでしょう。
カイデックスはお高いしなぁ。
それにこの銃、ガバメント1911ではないかしら。
我が家にはGlockさん(しかも17)しかいないのですが・・・
とりあえず、これでゲームには行っちゃおう!
うふふ。
読書の秋はメガネ委員長の季節ですよ。
ではでは、またね。