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Category: 銃器

Tags: KSC  GBB  

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KSC U.S. M9 HW

こんにちはFAT5です。

もともとサバゲー始める前は、
あたくし生まれも育ちもガンマニア、
いわゆるお座敷収集家でございました。
ハンドガンをコツコツ集めてはや10年、
コレクションは両手両足では指が足りなく、
それらは層となってひっそりと、
箪笥の奥へと敷き詰められております。
ちょっとずつですが、それらをご紹介してゆきます。




U.S. M9はその名の通り、米軍の制式拳銃です。制式採用だったM1911に替わるハンドガンとして、激しいトライアルの末に制式の座を勝ち取りました。当初は米空軍が始めたトライアルでしたが、「9mm NATO弾薬を使用」「複式弾倉を採用しキャパシティを増やす」など、当時のNATO全体の思惑と一致したため、空軍のトライアルは一旦キャンセル、米軍全軍の制式を置き換える大規模なトライアルとなりました。
70年以上に渡って採用された、あのM1911A1に取って代わろうというトライアルです。トライアルは長期間に及び、熾烈を極めました。米軍が各メーカーに要求した緒元をかいつまむと、<精度:50mで10発のグルーピングが35.5mm以下であること。耐久性:5000発以上を発射後パーツの弛みが無いこと。10万発ノントラブルが望ましい。>といったもの。80年代の当時の要求としては途方の無いものだったと言われ、世界のピストルメーカーの中でも名乗りをあげられたのはわずか数社。諸元を聞いてから辞退したメーカーもあったようです。
老舗コルトのものを含むテストピストルはさまざまな試験によりふるいをかけられ、結果的に最終選考まで残ったのがSIG社、そしてベレッタ社でした。一騎打ちとなった後の下馬評では精度の面でSIG社のP226に分があると言われ、勝利を確信したSIG社もアメリカで現地法人を建ち上げたりするなか、結果的に制式の座を射止めたのは大方の予想を裏切ったM92Fでした。M92FはU.S.M9 PISTOLとして採用され、現代でも納入は続いています。




KSCのガスブローバックM9。ヘビーウェイトモデルのシステム7です。グリップパネルをHOGUEのラバーグリップに変えています。KSC製品だけあって、マルイに比べると工業製品としては美しいです。M92もまた美しい拳銃ですので、M92ならKSCがベストなモデルアップじゃないかと思っています。
KSCブローバックの泣き所はスライドストップの「ノッチ欠け」ですが、M92の場合ノッチというか引っかかる部分がスライド内部にあり、構造的に問題になりません。スライドの刻印部はまだウエスタンアームズがベレッタの国内での商標を独占していた時代のもので、刻印がU.S. 9mm M9-ARMED FORCES-65490 (PP)となっています。正しくはU.S. 9mm M9-P.BERETTA-65490 (PB)か、U.S. 9mm M9-BERETTA U.S.A-65490 (PB)。最新のロットP.BERETTA刻印になっているようです。




大きくえぐられたスライド上部。ベレッタと言えばここ、というほどに象徴的なデザインです。美しい、と同時にこれ強度大丈夫なの?というのは誰もが思うところ。やっぱりというかなんというか、実銃ではスライド破損事故があったようです。もっともそれはスライドが不良品であったことが原因だったようで、調べるとやっぱりパーツの供給元は原産国イタリアでした、というオチ…。
このKSC M9も多分に漏れず、先日カラ撃ちをしておりましたら視野に「リング状のなにか」が吹っ飛ぶのが見えました。とりあえずトリガーを抑えたまま銃口を上げると、インナーバレルが見えます。「!?」となって視線を落とすとアウターバレルが落ちている…写真のアウターバレルに見える亀裂はその時のものです。
その後アロンアルファでくっつけたわけですが、先日のbeamで数マガジン打ち込んでも問題ありませんでした。すごいぞアロンアルファ、というお話です。




個人的に最も好きなハンマー周り。ボリュームのあるグリップ部からテイルへのなめらかな曲線。テイルで折り返してからのスライドへの噛み合わせへ続く力強い曲線。ハードにスライドとフレームを噛み合わせた後のビシッとしたスライドのサイドを形づくるラインからのフワッとした曲線そしてそしてフィニッシュにくりっと可愛らしいスライドのトップでラインは終わりを迎えるのかとおもいきやのそのままくりくりっと円弧をえがきつづけやがて折り返しスライドトップを下っていくところとか
もう………(白目)たまりませんね。(黒目)

M9が採用されたひとつの理由に「セーフティ」があると言われています。M9のセーフティはデコッキングを兼ねており、かけるとハンマーを安全に落とし、トリガーとシアを物理的に離します。ファイアリングピン(を叩くピン)はセーフティーレバーの軸状にあり、これを回転させることで軸をずらし、ハンマーはピンと物理的に接触できなくなります。
さらにスライド破損事故からAFPB(オートファイアリングピンブロック)も設けられました。これはトリガーを引いて初めてファイアリングピンがフリーになる、というもの。(この改良でM92FからM92FSに型番変更となりました)…というように、2010年代の現代から見ても十分な安全性です。
またセーフティはデコッカーとは違い、かけた状態でその場にとどまるものです。オペレーションするとなると、<弾倉を装填→初弾をチャンバーに送る→セーフティをかける→ハンマーがダウンし、トリガーがフリーになる→携帯する>
発射は<ホルスターから抜く→セーフティを解除する→ダブルアクションで撃つ→二発目以降はシングルアクション>となります。ホルスターから抜く際にサムブレイクするようにセーフティを解除するようにすると素早く撃てます。




マズルです。この恐ろしくも美しい造形…。「とにかく穴が怖い」という恐怖症のようなものがこの世にはあるそうですが、なんとなくわかる気がしてきます。KSCはインナーバレルが目立たない色なのでとても良いと思います。実銃は9mmNATO弾薬を使用します。




サイトピクチャーも見やすいです。マルイのとはここが違うのだよここが、とずっと思っていたのですが、最近のPx4なんかを見るとマルイも侮れません。
システム7(要はマルイと同じ方式)で作動も安定しおり、やや調整はシビアですが、ホップアップが決まれば弾道も悪くありません。初速はマルイよりかは高いっぽいですし、それでいて燃費が良かったりします。
「傷つけたくない」の気持ちさえ飛び越えれば、KSCのガスブロもサバゲにオススメです。

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FATFIVE

Author:FATFIVE
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2012年夏あたりから、
サバイバルゲームに参加しています。

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